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JTBF訪タイ・ミッション2009 (2/23-2/27)

カオヤイ国立公園視察報告

上東野幸男(JTBFロングステイ委員会委員長)


  Amazing THAILAND はここ数年のタイ観光のキャッチ・フレーズである。また昨年から Visit I-san Year 2008-2010 や AMAZINNG I-SAN を強調し始めている。

  イサーン(タイ東北地方19県)は、面積で33% 人口は34%ではあるが、農民層中心で1人当りの所得はバンコクの八分の一程度である。最近特にタイ王国最初のカオヤイ国立公園(2005年世界遺産)や多くのクメール遺跡がタイ国内外から注目を集めている。

   本年のJTBFミッションは TAT(タイ政府観光庁)推奨の「カオヤイ国立公園」とタイのアンコールワットと称される「ピマーイ遺跡」を訪問し、新しいイサーンを発見することになった。

   参加者: JTBF会員及び夫人 男性6名・女性2名 計8名
   日程: 2月26日(木)・27日(金)


26日(木) バンコク-カオヤイ国立公園

  7:20 インペリアル・クインズパークホテル出発(40人乗バス)

  8:15 カセサ-ト大学 Forestry Research Center 到着
  Mr. Surachet Chettamari (60歳、42年前東京・青森に6ヶ月滞在)の講義を聴く。
  「タイ国は20年前から自然保護観光を志向している。数県に跨る広いカオヤイ森林地帯では多くの動植物がおり、320ヵ所で動物視察やバードウオッチングができる。1962年に最初の国立公園・2005年に世界自然遺産に認定され、年間100万人近い観光客が訪れる。高価な香木など多種の常緑樹、象・虎・熊・牛・鹿・多種の猿・蛇、鰐など、400種以上の鳥、また滝・水源などさまざまなシーンを見ることができる。 本来2日間の日程が望ましい。」

  9:15 大学を出発、サラブリで休憩し、12時前に国立公園入口に到着。

  11:55 2台のマイクロバスに分乗し(各1名のバンコクからの男性ガイド添乗)公園に入り、周囲を観察しながら快適なドライブ(外気温32度C)。公園内は将来環境保護のため電気自動車になるか?

  12:20 Visitor Center 到着
展示パネル、剥製、捕獲使用銃などを見学。哺乳類110種(野生象200頭)、両生類・爬虫類200種、鳥類400種で、珍獣はシロテ・テナガザル、マレーヤマアラシ、スローロリスなど。世界最大のオオサイチョウは此処だけに生息。

  12:50 隣りのレストランで昼食 ( ガイドさんが「不味い物」との案内したが、次のトレイル・トレッキングに備えて五品のおかずを充分味わった)。ところがトレッキングは90分(一般的速さ)歩きづめ、ヒル(蛭)避けカバーソックス着用となったため2名辞退の6名参加となった。

  13:50 6名(男5・女1)の自然トレッキングは前後各2名のガイドがついて出発。5分後には象の糞(ゴールまで10ヶ所)を見て、最初はトカゲやバッタも観察し、籐などの木の説明を受け余裕があったが、道幅は40~80cmのアップダウンで倒木を跨ぎ、その下を潜るうちに口数は次第に減少気味。ニュージーランドやスイスの景色・展望のよいトレッキングとは違って、ブッシュの中をひたすら足元を見て歩くのは爽快感がない。右側の流れの音、蝉・蛙の鳴き声に慰められたが、最後は雨になり雷鳴が主役になった。

  15:15 雨の中 滝の前の駐車場にゴールイン
平均年齢70歳グループとして所用時間85分はまずまずである。汗と雨でずぶ濡れのため滝見物は短くしてバスが雨宿り・着替え場所になる。

  15:35 バス2台でホテルへ出発

  16:30 Sak Phu Duen Hotel & Resort 到着


27日(金) カオヤイ国立公園の朝

  朝、ホテル周辺孔雀
バンコクとは違って散歩しても人通りは全くなく、涼しく爽やかで空気がおいしい。少し霧がかかって景色は幻想的。 孔雀と数十羽のウサギが飼育されている。確かに1日の旅で帰るにはもったいない場所である。


感想及び提言

  十数年前に数回訪問して以来のカオヤイ公園は同じ佇まいであり、自然では新しい変化は感じなかった。当時は滝巡りと夜のアニマル・ウオッチングなどが楽しくワクワクした。今回の自然トレッキングは難行苦行で楽しさはなかった。国立公園・世界遺産での制限はあろうが、歩道の整備・標識・案内板の充実や所々に休憩や見晴らしの良い場所を設置すると気持ちの良い歩きができると思う。ガイドさん無しでも歩けるようにしたい。同じ2005年世界自然遺産になった日本・北海道の「知床」は観光客増加に対応して案内センターを拡充し、目玉の「五湖巡り」は歩きやすく・景色が眺められる楽しさがある。ただし カオヤイへの道路は整備されており、優良ワイン(カオヤイ・リザーブ)の生産などに新しいカオヤイもあった。



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