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ドイトゥン プロジェクトの紹介

麻薬撲滅へ、タイ王室財団による永年の取り組み

JTBF観光委員長
水谷和正


3月16日、在日タイ大使主催により、ドイトゥン プロジェクトとして永年麻薬撲滅に取り組むメーファールアン王室財団事務局長のドゥシナダ殿下の来日歓迎夕食会が行なわれJTBFより丸子会長、水谷観光委員長が招かれ出席した。

  写真:
  ドゥシナダ殿下(右)
  スウィット駐日タイ大使(左)


ドイトゥン プロジェクトは1988年タイの最北のチェンライにおいて、故王母殿下の発案により始められた。当時、同地域は麻薬生産の黄金の三角地帯として世界に名を馳せていた地域であり、同プロジェクトは阿片栽培の撲滅と貧困問題の解決を求めて推進されてきた。現在まで王室財団メーファールアンの管理の下に置かれている。 高地農業プロジェクト、植林:新職業訓練プロジェクト等が積極的に進められ、山間に住む多数の少数民族の人々に永い間生活の基盤とされてきた阿片栽培に代わる新たな職業スキルと職場を提供し収入を与えることにより生活水準を向上させることに成功している。

同時に同財団プロジェクトは永い歴史を持つ同地域の山岳民族の文化を保持することにも多大な努力を払っており、この地域のランナー文化及び多様な自然の魅力に惹かれて世界各国から多くの観光客がドイトゥン関連施設を訪れており、雄大なメコン観光と一体となった観光ルートになっている。

2003年、国連は永年進められてきたメーファールアン財団の努力と功績に対し麻薬撲滅の世界的模範例として表彰を行なった。

夕食会には、現在、貧困問題と麻薬の悪循環に悩みつずけている国々の在日の大使が招かれた。(アフガニスタン、グァテマラ、マダガスカル、ボリビア、及びアフリカのボツワナ、ジプチ)夕食会に先立ち殿下により同財団の実績のブりーフィングが行なわれ、各国大使より高い関心が示され熱い会話がなされた。

殿下はブリーフィングの中で、昨年より開始されたメーファールアン財団と日本の海外医療支援財団として実績を持つ日本国際親善厚生財団(JIFF:多田正毅理事長)との共同プロジェクトであるGMSメディカルセンター設立(メイサイ病院内)に触れ日タイ両国政府支援の同プロジェクトが同地域の医療問題(マラリヤ、結核、エイズ)の取り組みに大きな貢献が期待されている旨紹介された。

又、今後の同財団の活動の一環として麻薬に代わる新たな職業の創出としてJIFFの協力を得て介護士養成学校の創設を計画している旨が披露された。

尚、JIFF財団には現在までJTBFの丸子、水谷が夫々評議員、及び特別顧問として関わってきている。


参照:ドイトゥン プロジェクトのホームページ Doi Tung

平成19年3月21日寄稿



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