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変りつつあるパタヤ

reported by Y.Katono/K.Kato (Longstay Committee of JTBF)


JTBFのミッション・チームは、2月14日~15日パタヤを訪問した。参照:訪タイ・ミッション2008

今回のパタヤ訪問は、タイ国政府観光庁東京事務所より、変貌しつつあるパタヤを是非新しい観光促進の目で見て欲しいとのリコメンデ-ションがあって実現したものである。各方面から得た情報や今回の視察で得られた情報等を綜合すると、かつての欧米人や若者のための歓楽街主体のパタヤから、国際的観光都市パタヤに進化しつつあることは確かなようだ。観光地としての環境整備に加えて、世界的大規模国際会議も誘致出来る環境も整えて、その進展は他の都市に十分比肩できるところまで達したと見て良いのではなかろうか。反面、交通インフラ等まだ改善が必要な面も残っているが。

以下に今回の視察で訪問した新しい観光スポットを紹介する。ミッション・チームのメンバーは、いずれもタイでの駐在経験がありパタヤも何度か来ているのであるが、その我々にとっても、ほとんどはじめてという所ばかりであった。

その中で最も印象に残ったところとしてメンバー一同が異口同音に挙げたのは、The Sanctuary of Truth であった。

The Sanctuary of Truth

Feb.14, 2008 Afternoon

パタヤ訪問のハイライトは圧倒的存在感と創建者の高邁な志を強烈に伝えてくれたサンクチュアリ-・オブ・トゥル-ス(真実の聖堂)であろう。海を前景・背景にした姿はフランスの世界遺産・ノルマンディ-地方の「モン・サン・ミシェル」のようでもある。目を奪われるのはその壮大さと、建物の内外の至る所に飾り付けられた素晴らしい木造彫刻の数々である。創建者は実業家レック・ヴィリアパン氏、氏の個人資産を投じて創建されたと聞くと、そのスケールの大きさに驚かされる。1981年着工。

  • レック・ヴィリアパン氏は完成を目にすることなく 2000年逝去。葬儀には国王・女王陛下がご臨席されたという。現在遺志を継いだ家族などの私財によって建造が継続されている。まだ70%が完成した段階という。
  • この現世に幸せをもたらす芸術や技術などを具現する意図で、人間と宇宙(父・母・天・地・太陽・月・星)との関係をテ-マに、タイ王国・ラオス・カンボジア・インド・中国などの東洋の思想・文化・宗教・自然などを具体的な形にしている。
  • パタヤビーチの北端に位置し、土地 約13万平方メートル、聖堂内 2,115平方メートル、高さ 105m。建物も建物内外に配された無数の大小彫刻も全て木製。170本の支柱・4つの尖塔。中央部から十文字四方(東西南北=風火水土)に延びる通路先から外部を臨む。公開も行なわれ入場料は一人500バ-ツ。300人の建造職人と別棟では70人の彫師が継続して作業をしている。
  • これだけの芸術的文化的資産を持ちながら、あまり知られていないのは不思議である。まちがいなく、パタヤの観光資産としてまた文化資産として、大きな存在であると思う。ただ、あまり俗化されて欲しくないという懸念もある。Sanctuary の名に恥じない存在であり続けて欲しいと思う。

Horseshoe Point Resort

Feb.14, 2008 Morning

名前のとおり乗馬を主体にしたリゾ-トであるが、ホテル・レストランその他のレジャー施設も経営している。サイアムCC(新旧)に隣接。

  • 北パタヤから12km東・土地380万平方キロメートル。山口副社長に案内していただいた。馬術馬 180頭、馬術関連施設・アリ-ナ。ポルトガルなど9系統の馬術馬が訓練されている風景はタイ国では異色である。東洋一の馬術センターと自負するのもうなずける。
  • 施設内にテニスコート、スカッシュコート、プ-ル、などスポーツ施設も多種。ホテルに隣接して創業者の墓所・三国芸苑(30ライ、48,000平方メートル)があり、中の廟塔には三国志関連の物語絵画等が展示されている。
  • 新サイアムカントリ-も案内していただいた。大改造されていたが、3月からが開場する予定とのこと。パタヤのゴルフ場も更にレベルアップするが、プレ-費の上昇が心配になる。Horseshoe Point のホテルに宿泊してサイアムカントリ-でプレーするパックも考えられているようである。
  • ロングステイについて、当日ジェ-ド社長から、帰国後山口副社長から協力や助言を要請された。しかしロングステイ・イメ-ジに関して、日タイ相互でかなり差がある感じがする(生活費、市街との交通、病院、日常買物など)。

Royal Cliff Beech Resort

Feb.14, 2008

確かに高級リゾートホテルである。パタヤの南端に位置し、ビーチに面し市内の喧騒から隔離された環境にある。2月14日我々一行はここに宿泊した。

  • 設備も豪華、雰囲気も応接も良い(当然の高価格)。NHK放送が見られない、日本語新聞が来ないのは残念だが、日本人観光客はあまり来ないようだから無理も無い。今パタヤ観光の主役はロシア人か。
  • 翌朝セールスマネージャーの案内でホテル・ル-ムとエキジビション&コンベンションホ-ルを視察した。宿泊した隣棟の Royal Cliff Grand and Spa の各種グレ-ドの部屋と宴会場・会議室を案内していただいた後、Exhibition and Convention Hall (愛称:Peach)を視察。現在の収容人員は開催形式により最大5,800名(シアタ-)から2,160名(バンケット)であり、今年の拡張で収容人員7,600名から3,640名になるという巨大なものである。Royal Cliff のもう一つの顔である。

Nong Nooch Tropical Garden

Feb.15, 2008 Morning

殆どのガイドブックで推奨されている。パタヤの南15kmサタヒップにある243ヘクタ-ルの広大なガ-デン。色鮮やかな熱帯の花々と緑、鳥・動物が見られる(入場料400バーツ)。

  • タイ カルチュラル ショウ
    タイ舞踊・ボクシング・騎象合戦などでロ-ズ・ガ-デンを凌ぐ内容である。驚いたことに、週日の午前というのに数百人を収容する屋内会場は満席。
  • エレファント ショウ
    総計22頭の象がさまざまな芸を見せるだけでなく、観客との交歓も見事に実行している。ダ-ツ、三輪車こぎ、絵書き、球技(サッカ-・バスケット)、体操、ボ-リングなど「力より技」を見せるのは新しい楽しさを感じる。

Alangkarn Theater

Feb.14, 2008 Evening

パタヤ市から南約10kmのジョムティエンの施設にあるシアタ-(入場料1,000バーツ)。長さ70mのステ-ジ、11mX15mの大型スクリ-ン、空中演技も加え迫力ある音・光・炎のショウを展開。タイ舞踊・ラマヤ-ナの後、4頭の象も登場するタイ王国・3王朝の歴史スペクタクルは特に引き込まれた。

このようなスペクタクルショーを楽しめるのも、パタヤの新しい観光の一側面であろう。


from a pamphlet of Arangkarn Theater




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