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タイ日工業大学10周年記念式典に参加して

平成29年9月10日
日タイビジネスフォーラム
教育支援委員会


8月2日に泰日工業大学( Thai-Nichi Institute of Technology )創立10周年記念式典がバンコクの Radison Blu Plaza にて催行されました。急遽参加不能となった本村委員長の名代として、東京からは新たに委員会に加わった野澤委員と古賀の両名が、また現地からは岡本委員が参加しました。

記念式典は二部形式で行われ、前半は国際フォーラム、後半は立食でのレセプションであった。式典はまずバンディット学長の歓迎スピーチで始まり、その後スポン理事長が来賓に対する謝意を述べられた後、両国関係者各々2名の講演が行われた。タイ側を代表してデジタル経済社会大臣(Dr. Pichet Durongkaveroj)とFTI会長(Mr. Chen Namchaisiri)が、また日本側からは経済産業省貿易経済局審議官(小林一久氏)とJTECS 内山田会長が各々約30分にわたり、TNIを取り巻く環境が急速に変化するなかで、TNIに対する今後の役割期待等について述べられ、Q&Aの時間も設けられた。

第二部のパーティー開始までの間は、学生諸君に日頃の研究成果の発表の機会が与えられた。その内容については、野澤委員の報告の通り。パーティーでは、在タイ日本国大使館の佐渡島特命全権大使を始めとする数多くの来賓による祝辞が述べられた。

古賀 繁


会場内の一角500㎡ほどのスペースに15件ほどの展示ブースが並び、各ブースには4~5名ごと制服姿の学生らがおり、来訪者に技術の説明をしていた。ブースによっては順番待ちになるほどの盛況ぶりであった。展示内容は タイ政府が技術開発を推奨している3つのキーワード Ⅰ)あらゆるものがネットに繋がる"IoT" Ⅱ)自動車関連 Ⅲ)環境対応 に即したものが殆どであり、技術の方向性は一致していると実感した。

展示物は以下の通り

  1. 過去の環境測定データを多数蓄積し、ある環境の測定時に赤、黄、青で判定、表示
  2. 過去の道路状況データを記録し、バンコク市内で移動する時 場所・時間帯で最適ルートと所要時間を予測
  3. 自動車のカンバンシステムにおいて、購買・製造・出荷などの連携で過不足回避 顧客本位のシステム組み立て
  4. 過去の販売実績データを多数蓄積し、その場での在庫品目・数量の最適化を表示
  5. 廃材のチップと樹脂を混合し熱圧縮して柱・板を作り、家具などに再利用。強度測定でチップ・樹脂の最適混合比率を確認 
  6. ドローン試作機を展示、実演
  7. 競技会に参加するため、自作のロボットを展示、実演
  8. ISO準拠して測定器・検査機器の監査、補正する技術
  9. 金型、切削機など簡単な工夫で、製作速度及び精度を向上
  10. 技術に関わる 日・タイ会話・語彙集を作成 展示
  11. 野菜の促成栽培 水・光だけで成長 展示
  12. 太陽光発電システムで 蓄電量を確認する装置
  13. 自由にデザインしたものを布にプリント 一枚でもOK 
  14. 新規学部の紹介  

野澤俊夫





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