Logo of JTBF
文字サイズ: 

リレーエッセイ 第17回配信

2024年01月01日配信
JTBF 広報委員会

 

明けましておめでとうございます



 2023年には、同年2月のタイミッションに参加していただいた方々中心にリレーエッセイを投稿頂き、誠に有難うございました。2024年のリレーエッセイも、今年のミッション参加メンバーに順次投稿していただきたいと思います。
皆さんにとって、昨年はどのような年でしたでしょうか?
JTBFの活動を振返りますと、新年会、タイミッションなど過去数年コロナで中止されていた様々な活動が再開された年であったと思います。在日タイ大使館におかれても、定例の会合が再開されるとともに、カリン・サラシンさんの叙勲祝賀パーティー、東京で事業を行うタイ企業の交流会など多くのパーティーが開催されました。

新年には、これまでのJTBFの活動の継承とともに、新たな取り組みについても皆さんとともに前向きに検討していきたいと思います。そのための参考として、年末の運営委員会で審議されたポイントについて、皆さんと共有させて頂きます。

全体審議


1.タイ大使館側から提案のあった在日タイ企業勤務者のJTBF受入れに向けて、運営委員会で規約一部改訂の上受入れを決議し、その旨大使代理に伝達。
2.9月に定年を迎えられたシントン大使に送別記念品として日本タイ協会様と共同でアップルウォッチを贈呈、お礼状を頂戴した。
3.2023年12月5日(火)タイナショナルデーに会長他複数名が参加。
4.2024年1月31日(水)新年会・大使歓迎会を住友会館において日本タイ協会と共催予定。
5.2024年2月訪タイミッションを小規模ながら継続準備。タイ大使館からもキティパン公使他同行下さり、シントン前大使、バウオン特別顧問との懇談会も予定。
6.HPの充実方策、JTBF定期便の試行など。

各委員会報告

投資委員会からは、BOI申請、FDI実績ともに中国、シンガポールが1,2位で日本は大分離された3位となっているとの現状、セター新首相訪日による年末のタイ投資セミナーに関する報告がありました。


工業委員会からは、新年のタイミッションでのタイ国立食品研究所の訪問決定の経緯などに関して報告がありました。


観光委員会からは、コロナ禍から海外旅行も大きく回復しているものの、訪日外国人の急回復に比較すると日本人の海外旅行の回復は勢いに欠け、特に年末年始の旅行先として、ホノルルが首位を譲り、ソウル、台北に次ぐ3位となったのは象徴的。ちなみにバンコクはそれに次ぐ4位の人気訪問先である点など報告がありました。


教育支援委員会からは、タイ大使館学生部が多くの時間を高専タイ留学生へのフォローに割いているなど、高専関係の日タイ協力が大きなテーマとなっているとのことでした。


関西支部からは、海外ビジネスセミナーの紹介の中で、タイにおいて日本食レストランがバンコクのみならず地方都市でも大きく増加しており、2020年には5000店を超えていることなどの紹介があった。


広報委員会からは、奥村会員の指導の下、HPの継続性を高めるために事務局と広報委員会で基本的な更新が可能な簡易版への移行を年内に行ったこと、谷口副会長から提案のあったJTBF定期便の発行に関してお話ししました。
JTBF定期便の提案は、JTBFの活動の基本的なあり方に関わることで、皆さんから幅広いご意見を頂きました。会員の参加意識を高めるために、真に必要なことは何なのか、JTBFの特徴である大使館との接触の拡大、会員の各委員会への参加奨励、委員会活動活発化、対面での交流の促進など、多くの指摘がありました。結論的には、試行的なJTBF定期便のプッシュ型のメールでの配信と同時にアンケートを実施することとなりました。


皆様にとって良い新年となりますこと、また、日タイ両国の発展と友好の増進を祈念申し上げます。

文責 舘逸志(JTBF 広報委員)