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日タイビジネスフォーラム (JTBF)

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タイ国に駐在経験のある日本人ビジネスマン(現役&OB)が個人の立場で参加しています。これまでの日本・タイ国両国におけるビジネス経験を生かし、両国間友好関係の促進に寄与したいと考えています。


sketched by H. Murata
Chai Khong street in Chiang Khan district, Loei province


リレーエッセイ 第35回配信

2025年09月01日配信
JTBF 広報委員会

昨年より副会長(及び、再編前の企画委員長)を拝命しております、佐藤誠治です。


去る729日に住友会館において2025年度JTBF会員総会及び懇親会を開催いたしました。

当日は、会員の他、ゲストにもご参加いただき、総勢30名での会となりました。懇親会においては、関西万博でもパフォーマンスを披露した歌手の「マイナマインド」さんにギターの弾き語りで歌って頂くなど、にぎやかな会となったことをご報告申し上げます。

 

さて、運営委員会では、昨年より一年間を掛けて、組織の再編や規約の変更について議論を重ね、またタイ王国大使館のプランティップ前公使(本年2月離任)とも大使館とJTBFの交流活性化について意見交換を行なって参りました。

その結果、本年6月の運営委員会で結論を得るに至り、729日の総会においてご承認を頂きました。総会においても、本件の変更理由や目的について口頭でご説明申し上げましたが、重要な事柄ですので、改めてこの機会を使わせていただき、ご説明を申し上げます。

 

大きな変更点としては、下記の3項目になります。

 

1.活動委員会組織の整理統合:

会員数の規模からみて、従来の13委員会は多すぎましたので、関連するミッションを持つ委員会を整理統合し、7委員会構成にしました。新たな委員会は下記の通りです。(敬称略)

 

1. 調査委企画金融委員会   委員長 櫻井宏明

2. 商務農業委員会        委員長 加藤丈雄

3. 教育労働委員会        委員長 野澤俊夫

4. TAT委員会           委員長 岡本正和

5. 投資委員会(対タイ、対日) 委員長 安岡健

6. 工業委員会           委員長 長谷川亨

7. バンコク支部          委員長 岡本正和

 

2.規約上のJTBFの目的の変更:

従来の規約では、会の目的として最初に会員相互の親睦を記載し、そのあとにタイ王国大使館などとの交流を記載していました。今回それを見直し、JTBFを「大使館の活動をサポートする日本側ボランティア組織」として位置づけ、各委員会を核として、大使館やその他のタイ政府機関との交流や、彼らの問題解決のサポートを行うことを中心として活動していく方針に変更しました。

また、会員各位におかれては、従来は「委員会に所属することが望ましい」と規約に記載していたものを、「原則として委員会に所属するものとする」に改訂させて頂きました。

統合再編された7委員会の各委員長がまとめる今年度の委員会活動方針を9月初にホームページ上でお知らせしますので、会員各位におかれては、それらも参考にしながら、委員会への参加登録のご検討をお願い申し上げます。また、委員会活動を活性化して頂くために、各委員会の「外部活動費」年間25,000円を予算化しました。

 

3.入会資格の変更:

JTBF発足当初の規約では、会員は原則として「タイの日本企業現地法人のトップ経験者」に限定しておりましたが、特に最近はこの属性の帰国者の入会が少なくなっていました。

今般、会の主たる目的を「会員相互の親睦」から「大使館サポーター」にシフトしたこともあり、規約に下記三つの属性を入会資格として加えて、今後会員数の増加を図っていくこととしました。

 

      駐日タイ企業の日本語堪能なタイ人社員(日本人社員も可)

      駐日タイ企業の英語堪能なタイ人幹部社員(タイ大使館からのご提案)

      その他、タイとの「経済、外交、文化」などの業務に従事した経験を有する日本人

 

繰り返しになりますが、今後のJTBFは、タイ王国大使館をサポートすることを活動の中心におきつつ、日本とタイの関係強化に少しでも役に立つことを目的とし、そういう活動にやりがいを感じて頂ける方を会員として迎えて会員数の増加を図り、組織の持続可能性を高めていきたいと考えております。

 

会員各位におかれては、今後とも各委員会活動へのご参加など、JTBFの活動活性化にご参加頂きますようお願い申し上げます。